Q&A

  • 玄米を美味しく炊くにはどうすればいいですか?
  • 洗米は優しく丁寧に行い、研ぐというよりホコリを洗い流す感じでお願いします。 吸水時間は夏場でも1~2時間以上取るのが理想で、簡単に炊くにはIH炊飯器の玄米モードがおすすめです。
  • 夏場にごはんを炊く際に、気をつけなければいけないことはありますか。
  • 夏場は常温での長時間の浸漬(お米のつけ置き)は避けてください。夏場に炊飯器のなかでお米を水に浸漬したまま長時間放置すると、水に溶け出た糖質やアミノ酸などの栄養素を餌にして、細菌が繁殖することがあります。細菌そのものは炊飯により加熱殺菌されるでしょうが、細菌の種類によっては、胞子や耐熱性の毒素が残る可能性も皆無ではありません。また、細菌の影響で炊き上がったごはんの香りや色が悪くなることがあります。
  • お米につく虫が気になります。玄米と白米では、どちらのほうが虫はつきやすいの?
  • 条件を同じにすれば、増殖しやすいのは「玄米」です。お米の害虫の多くは、玄米の糠の部分を好みます。それは、糠の部分のほうが、栄養成分が比較的多いからです。 発生する害虫の種類が違ってきまして、玄米には黒くて小さいコクゾウムシ。精米した白米ですと、ガの幼虫が気温の上昇と共に発生するのが今までの経験上多いように感じます。
  • 保存している玄米から芽が出てしまいましたが、食べても大丈夫なのでしょうか。
  • 保管中に水濡れなどの原因により玄米が吸水し、発芽してしまったものだと思われます。 玄米は種子としての発芽能力が残っていますので、適度な温度と水分があれば発芽してしまいます。そのままにしておくと、やがて根も出てきます。そうなってしまったら食用には不適当です。